プジョー306 車検整備 125000km エアコンシステム総合点検修理 文京区 「鈴岩オート」 外車・輸入車もOK

プジョー306ご入庫頂きました。車検整備・エアコン修理・オーディー新設のご依頼にてご入庫しております。初年度登録平成8年の車両です。僕が社会人1年目の年に初度登録されたお車と考えると感慨深いものがあります。

まずは既存のオーディオーとCDチェンジャーを撤去し、新しいオーディオとウーハーの取付け作業から取り掛かります。この辺の作業は全く問題なく進めていくことができます。

ウーハーも簡単に取付けすることができます。

問題はカーエアコンの不良です。症状としては風がでないことと、エアコンが冷えない状態になっていることです。診断していきますと、まずコンプレッサーが作動しない状態になる時があることを確認。コンプレッサーが作動している時は正常なガス圧になるので、ガス漏れではなさそうです。

ACリレーも点検しましたがリレーは正常に作動している様です。

コンプレッサーにマグネットクラッチを作動させる電源が行っていない原因をさかのぼって調べていきますと、ACコントロールユニットの基盤不良でコンプレッサーに電源がいかない状態になっていたことが判明しました。問題はこのACユニットです。メーカーの部品供給は当然終了しており、中古を探してもどこにもないんです。海外サイトもくまなく調べましたが全く見つかりませんでした。

こちらがACコントロールユニットの基盤（PCB)。ネットで知らべて基板を修理してくれる会社に問合せしましたが、どこもNGでした。しょうがないので、一か八か自分たちで基盤をしたところ、幸いにもうまくいき何とか使用できる様になりました。

次はエアコンの風が出ない問題です。診断の結果ブロアレジスターの不具合と判明しますが、こちらも部品供給終了しています。しょうがないので海外のサイトで購入することに。いくらもしない社外部品なのですがDHLで送られてきたりして、結局純正品の定価と同じくらいの金額になってしまいました。

こちらがブロアレジスターになります。取付けして作業完了と思いきや、ブロアが回ったり回らなかったり不安定な状態になってしまいます（涙）。しょうがないのでブロアケースを加工してレジスターに適量の風が当たる様にしたところ、安定して動作する様になりました。

なんとかエアコンの修理は完了したので、車検整備に入ることに。

エンジンオイル・オイルフィルター・フロントブレーキディスク＆パッド・リヤブレーキディスク＆パッド・ブレーキオイル・ワイパーブレードを交換。その他車検に通らない箇所もちらほらあるので修理していきます。

全ての作業を完了させ継続検査を行った後、ボディーコティングとルームクリーニングを施工してお客様にご納車させて頂きました。作業のご依頼誠に有難うございます。何とかご依頼頂いた故障個所を修理することができてほっとしています。

輸入車の車検や修理あれこれ対応しております。お気軽にお問合せ下さい。